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2019.08.30
No.009/【「面がし」の肩身の狭さから抜け出せ!】フリーランス美容師のための美容室/シェアサロン 大阪
「面がし」の難点は「お邪魔させてもらっている」という肩身の狭さ
美容師ならば知っているであろう「面がし」。ご存知ですよね?
美容師の働き方のひとつで、オーナーがいる美容室の一角を借りて施術をおこなう事を指す言葉です。
自分で店舗を持つ事はできないけれど、自分にスタイリングをしてほしいというお客様がついているのでどこかで施術ができるようにしたい、という美容師が利用するシステムとして知られています。
この「面がし」は、美容室にマージンを支払う決まりになっていて、一般的には売り上げの約20〜50%ほどは持っていかれてしまうことでしょう。しかし手元には約50〜80%ほどが残ります。
この数字を多いと捉えるか妥当と捉えるか・・・。印象だけだと「多い」のではないでしょうか。そして、実際、多いかとは思います。
なぜなら「面がし」を利用している美容師は、フリーランスです。自分の取り分である約50〜80%の報酬から税金や健康保険料、年金などを全て支払う必要があるのです。
そして「面がし」を利用している美容師は集客も全て自分で行わなければなりません。
貸し手のサロン側は、「お金を払ってくれたらそこのスペースは使って良いよ。どうぞご勝手に」というスタンスですから、積極的に集客する意味も、集客を手伝う理由も無いわけです。
そして「面がし」の最大の難点は「スペースを借りている」とか「お邪魔して施術させてもらっている」という肩身の狭さでしょう。
どうしたって、つい腰が低くなってしまいます。
雇われの身とも違いますし、対等な立場でもない、この微妙な立ち位置をストレスに感じる美容師も少なくないと言います。
「業務委託サロン」の低価格化
似たような働き方に「業務委託サロン」というものがあります。
こちらに関しては集客などは店舗側がやってくれて、美容師は店舗に来たお客様に施術をし、出来高制で報酬を受け取るという流れになります。
しかし貸し手のサロン側は、「業務委託サロン」を利用している美容師のために、時間と手間のかかる高単価な集客などわざわざしてくれないでしょう。
たくさんのお客様を集客しないと店舗運営が成り立たないため、低価格でクーポンを発行します。再来クーポンを作ることも多いでしょう。その結果、毎日毎日お客様を短時間でどうさばいてくか、という仕事に追われることになります。
経営上の最大のネックとなる人件費がかからないことを理由に、スタッフは限度なく契約可能です。スタッフは過剰になっていき入客を難しくさせることでしょう。その結果、繁忙期はフルに店舗が稼働し、閑散期は時間を余すスタッフが増えていきます。
低価格での施術を短時間で毎日1人で行うということは、美容師側は1日の売り上げ上限が低くなります。店舗側のMAX値は高くすることが可能なので、かなりの店舗優位の運営が行われていきます。
もっとのびのびと働ける美容師の環境
肩身の狭い思いをしながら、自分に施術をしてほしいと来てくれたお客様に施術をしても半分もの報酬を美容室側に取られ、自分は残り半分の中から税金も保険料も年金も支払い、どうにかやりくりするしかない・・・それが「面がし」を利用する美容師の働き方となります。
もっとのびのびと働ける環境があっても良いのでは、と、そう思います。
そしてその「もっとのびのびと働ける環境」としておすすめしたいのがシェアサロンです。
シェアサロンは月額(もしくは時間あたりの利用額)でサロンの一角を「自分の空間」としてお使いいただく事ができます。施術の価格設定は自分で決められるため、パーセンテージで支払わなければならないという事はありません。
オーナーのいないサロンで、のびのび施術ができて、更に報酬も自分自身で決める事ができるという理想的な空間、それがシェアサロンなのです。
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